2022/09/14 19:22
MOOLのセレクトの中でも最も人気のあるブランド、Atelier Amour(アトリエ・アムール)。
ランジェリーは女性の身体を引き立てるアクセサリーであり、パートナーと楽しむツールでもあると考え、
官能的でプレイフルなアイテムに、パリのシックなスタイルを取り入れたランジェリーブランドです。
フランスには歴史あるランジェリーブランドも数多くありますが、
Atelier Amourは官能的なアイテムに特化したブランドといえるでしょう。
それでも、“エロ” という印象ではなく、シックでファッションコンシャスな印象を受けるのは
女性視点の官能性、セクシーを重視しているからではないでしょうか。
Wire Bra/ Insoutenable Legereté Harness Open Brief/ Insoutenable Legereté
今回新たに入荷した“Insoutenable Légèreté”は、
Atelier Amourを象徴する定番的なコレクションです。
ブラにもショーツにも全てに裏打ちがなく、オールスルー。
そして、柔らかく手滑らかなチュールは肌と一体化するような心地よさです。
象徴的と言えるのは、このゴールドのクリップとボタン。
このパーツ部分は取り外しが可能で、ブラはボタンを外すとオープンブラになります♡
Tanga / Insoutenable Legereté
ショーツにも裏地がないので、全て透けます。
ノーパン比率の高い私としては、何ら抵抗はないのですが
何のためにはくの?と聞かれることがあります。
セクシーランジェリーだから、パートナーと過ごすときに着るのかな?
と思う方もいらっしゃるかと思いますが、パートナーに魅せる為にこういったランジェリーを選ぶ方が日本にどれくらいいるでしょうか。
(多くの場合、勝負下着に選ばれるのは盛りブラの方な気はします・・・)
私が推奨したいのは、自分の身体を好きになれる戦闘アイテムとしてのランジェリーです。
薄い1枚の布を纏った時の美しさと、儚さと、ドキドキする気持ち。
自分の身体を受け入れられた時、少しだけ強くなれた気がするんです。
ガチガチにボディメイクするだけが正義じゃない。
バストが小さいとか、離れてるとか、くびれがないとか、悩んでいた部分も
これが自分の個性だなって思えるんです。
このたった1枚の薄い布が、私の身体を全て肯定してくれている気がします。
~何の為に着けるのか?
それは、自分自身が好きなものを身に着けるため。ただそれだけで良いのです。
少しは自分の身体に甘く、許してあげてもいいのです。笑
フランスには何故、Atelier Amourのようなブランドが数多くあるのか。
下着・ランジェリーに対する考え方が日本とは異なります。
日本人は身体にコンプレックスを抱いている方が多いこともあり、
服を着た時に理想のボディになれる下着・ファウンデーションを必需品としているので
機能性が高さを重視する傾向にあります。
しかし、フランスの女性が例に挙げられることが多いのは
身体をナチュラルに魅せることと、服を脱いだ時の美しさに関心が高いということでしょうか。
東京とパリの百貨店を比較してもランジェリー売り場の規模はまるで異なります。
パリでももちろんバストメイクするブラも販売されていますが、ノンパデッド(一枚レースなどのパッドや裏地がないもの)の数は圧倒的なバリエーションの多さです。
そういったナチュラルなアイテムが多いということは、自分のありのままの身体でファッションを楽しむ女性が多いことを指しているのだと思います。
どちらが良い悪いということではなく、
その日の気分や着る服、シチュエーションによって
多くの選択肢があるということはとても重要なことです。
パッドがないブラジャーなんて着ける意味がないじゃないかといわれますが
日本はボディコンシャスな服を着る人が少ないので、
ノンパデッドのブラジャーが実は合っていると思っています。
大体の方が、パッドがなくてもトップが透けない服を着ていますから。
しっかりとバストメイクする日
ノンワイヤーでストレスフリーな日
ノンパデッドの日
ノーブラの日
いろんな選択肢があっていい。
そんな選ぶ喜びをお伝えするべく、
日本では希少なランジェリーをセレクトしています。
MOOL 菜月