2025/05/22 21:31

“下着”と“服”のあいだ。
そこにこそ、ランジェリーがもっと自由になる可能性があると感じています。
今回ご紹介するのは、ランジェリーレーベル「Uchida」とMOOLのコラボレーションランジェリー。
“ランジェリーと服のちょうど境界”にあるような2つのアイテムです。


ひとつ目は、レトロな深めのVネックが印象的なボディスーツ。
光沢のあるベロア素材と、ウエストのメッシュ切替が美しく、上品な肌見せを叶えてくれます。


バストサイズに関係なくフィットしやすいカップパターンで、着心地も抜群。
サイドの大胆なカッティングは、ランジェリーレーベルならでは。
そして、さりげなく背中を彩るY字ストラップの後ろ姿にも、静かな色気が宿ります。
もうひとつは、プルオーバータイプのブラトップ。


こちらもベロアの質感が魅力で、胸元のカッティングがスタイリッシュな印象。
ボディスーツ同様に、バストサイズ問わずお楽しみいただけるパターン。
深めのVネックですがフロントの布面積が多く、正面から見たときにストラップが見えないので
ランジェリー特有の華奢な印象が出すぎないので、ファッションとして取り入れやすいデザイン!
ストレスの少ない着脱と、シンプルながらも洗練されたバックデザインが魅力です。
(ブラとしての機能性はもちろん、ビスチェ感覚でレイヤードしてコーディネートを楽しめるのもポイント。
「ランジェリー=見せられないもの」ではなく、「ファッションとして見せたいもの」へと意識を変えてくれるような一着です。


私は10年以上、ランジェリーの仕事に関わってきましたが
「ランジェリー」は、いまだに少し高いハードルがあると感じています。
そもそも「ランジェリー」という言葉すら、まだ十分には浸透していない。
ラグジュアリー?ジュエリー?と聞き間違えられることもしばしばです。
ランジェリーライクなファッションが流行することはあっても、それは多くの場合、短いブームで終わってしまう。
けれど本来、ランジェリーはもっと日常的で、私たちの身体と密接に関わるファッションです。
少しでもそのハードルを下げたくて——
私たちMOOLは、“ランジェリーを日常のファッションに”という提案を続けています。
今回のコラボレーションは、まさにその想いをかたちにしたもの。
着心地の良さ、スタイルアップ、そしてシーンを問わず取り入れられるデザイン。
ファッションとしての自由さをまといながら、ちゃんと“ランジェリーらしさ”もある。
“誰かに見せるため”ではなく、“自分のために着る”ランジェリー。
素肌に一番近いそこから、ファッションが始まる。
そんな感覚を、ぜひ味わってみてください。
【Information】
Uchida × MOOL Exclusive collection
POPUP EVENT
受注会:5月24日(金)〜27日(月)
“着る”ことで、少しずつ境界がほどけていく——
そんな体験を、ぜひこの機会に。
